日本巡り その7 長崎に行く - オランダ坂方面
歩きました。
そんなに長い時間ではないのですが、途中で完全にガス欠状態に・・・
そう・・・「坂地獄」の陥ったのです(w
その内容を書いてみます。
駅から大浦海岸通りへ
起きたのは相変わらず午前3時ころでした。
10時くらいまで仕事をして、ランチをとるためにJR長崎駅前の商店街にいきました。
狙っていた店で長崎ちゃんぽんを食べ、十分なエネルギー補給完了。
今日はオランダ坂から南山手方面の散策をするつもりなので、大浦海岸通り方面に歩き始めました。
途中、長崎港大波止ターミナルによってみました。
ここは、五島列島など長崎県の離島に行くためのフェリー発着所です。
長崎港クルーズとか、軍艦島クルーズなどの観光フェリーも出ています。
(軍艦島クルーズは、完全予約制で客が15人以上あつまったら出港する。今回はいけなかったけど、いつか利用したいなぁ)
海外への航路もある横浜大さん橋ターミナルにはおよばないまでも、なかなかキレイでした。
駅や空港や港に行くと、なぜかテンションが上がるボクは、隅々まで見て回りました。
軍艦島に関する資料展示(島の模型もあるよ)があって、それをじっくり見ていたときに、突然すごい音でスコールのような雨が降り出しました。
予報で晴れとなっていたので、傘を持たずに出てきていたのですが、ちょうどターミナルにいるときに雨が降るとは・・・ラッキーなのか、アンラッキーなのか・・・(w
なにはともあれ、雨が止むまでターミナルで軍艦島の勉強をさせてもらおうと気にせずにいると、同じように雨に足止めされている・・・手には「Japan」というタイトルのガイドブックを持ったオネーサンが軍艦島資料展示を一生懸命見ているのに気づきました。
お互いに暇だからってのもあったのだと思うのですが、なんとなく話をしはじめます。
韓国から一人で長崎に観光に来ているというオネーサン。
英語でいろいろと話していると、どうやら軍艦島に行ってみたいらしいのです。
「今は上陸できないらしい。クルーズで船上から見るだけ」って事実を説明してあげると、かなり落ち込んでました。
ターミナル内の売店でコーヒーをおごってあげて、慰めることに(w
ちょうど、長崎ちゃんぽんに何が入っているか説明しているときに雨が止んだので、お互いに自身の次のアクションの為に腰をあげ出発しました(彼女は平和記念公園に行くといってた)。
オランダ坂から・・・迷走
久しぶりに、・・・「アメちゃん食べ!」とかいう大阪のおばちゃんとではない、「一人旅同士のトーク」を楽しんだボクは、オランダ坂方面へ。
初日に行った長崎県美術館の横を通って、大浦海岸通りに出ます。
オランダ坂は・・・思っていたよりかなり急ですね・・・
こりゃ結構クるなーと思いつつも、「まあ、ずっと続くわけじゃないし」と余裕をかましていたのはこの頃です(w
活水女子大の横をドキドキしながら通り抜けて、オランダ坂を写真をバシバシとりながらゆっくりと制覇し、大浦天主堂に行くために歩き続けました。
長崎県美術館で見た常設展示の中に、大浦天主堂から見た景色の絵がいっぱいあって、それらをトレースしてみるのが目的です(メモにどんな景色かはリストしておいた)。
しかし・・・地図を持たないでブラブラしているボクは、「あ、こっち行ってみよう」なんつってテキトーに道を選んで歩くので、この界隈の迷路のような道に惹かれてついに道に迷ってしまいました。
大抵は(昨日の丸山町辺りでもそうでしたが)、方向感覚を失うこと無く、ちゃんと「あーここに出るのね」なんつってリカバーできるわけです。
でも、今日はダメだった・・・(w
ま、ダメでもいいわけです。
死ぬわけじゃないし、とことん「あ、こっち行ってみよう」とやりつづけるわけですね・・・
その為に・・・こんな羽目に陥りました・・・
まず脇道を発見。
なんだかお墓が見えますが、行きたくなるわけです。
どんどん進んで振り返って見ると・・・あれれ??
そしてついに頂上に到着すると・・・長崎市が一望できました(w
結局、ここは南山手の北側にある丘で、ボクが通ってきた道(階段)は大浦国際墓地の敷地内だったのです。
頂上には、長崎市水道局浄水所跡・・・「跡」ですよ(w・・・があって、通行止め。
引き返すしかなくなってしまいました。
到着した場所はここです。
大浦天主堂とは全然違う方向ですね(w
この墓地登頂で、完全にエネルギーを使い果たしてしまい、ガス欠状態になりました。
本当にフラフラしながら(足に力が入らないし、無理して入れるとブルブル振るえ出す始末)、休める場所を探して港の見える方向に歩きました(さっき頂上から確認した方向)。
長崎の土神信仰
各お墓の墓石の横に「土神」と書いてある(彫ってある)小さな墓石(?)のようなものがあるのに、墓地の中を歩いていて気づきました。
全部のお墓にあるわけじゃないのですが、アル方が多い感じ。
「土神」ってなんだろう・・・と思いつつ、もちろんガス欠状態なのでそれ以上のことは考えることはできませんでした(w
ホテルに戻ってから調べてみると、長崎特有のもので、中国の土神信仰を取り入れたものだとわかりました。
土神っていうのは読んで字の如く「土地の神」ってことで・・・土地の神に土地を借りて先祖の魂を置かせてもらっている・・・そんな感じらしいです。
で、土神信仰は日本の「荒神信仰」ととても似ているとのこと。
日本の「荒神」ってのは・・・詳しくは知らないのですが・・・日本の八百万の神のひとりとしての「荒神」と、神仏習合して仏教視点で解釈された「荒神」があります。
仏教視点の「荒神」は、「三宝荒神」というらしく、Wikipediaの記事には「像容」について書いてあるので、どっかに仏像として存在するってことなんだと思います。
日本固有の仏像というと「役行者発の蔵王権現」が有名で、山のお寺に行くとカッコいいのを見ることができるわけですが・・・そういう視点で「三宝荒神」に興味津々・・・どっかで会いたい!と思うのでありました(w
大浦天主堂と南山手
ふらふらしながら休むところを求めて歩いていると、だんだんどのように方向を間違えて来たかわかって来ました。
路面電車の駅も出てきたし、自分のいる場所のイメージも可能に。
そこで、大浦天主堂のある丘の麓にあった全日空ホテルのロビーで休息。
カフェで、いつもはたのむことのないグレープフルーツジュースをゲットして、少しずつ体力回復に努めます。
(実はここで、日本人の一人旅のオネーサンに声をかけられたのですが、ちゃんと対応する元気がなく、つれない対応をしてしまいました。楽しいトークができたかもしれないと思うと残念。そして、つれなくしてゴメンナサイ、オネーサン。)
ある程度、体力を回復させてから、天主堂に向かいました。
また坂なんで、一瞬心配になりましたが、さっきの登頂を考えると楽勝な緩い坂にすぎませんでした。
美術館にあった絵の構図をトレースする為に、またかなり歩き回りました。
天主堂への参道は、土産モノ屋がいっぱいあって観光客も多いのですが、それもグラバー園までのこと。
その裏からは、住宅街になっていて静かに散策できました。
構図トレース作戦はあまりうまく進みませんでしたが、それでも楽しい散策ができ、写真も一杯撮れたので大満足でした。
というわけで・・・まとめ
そんなこんなで、4泊5日の長崎滞在も終了です。
これを書いた後(12日朝)、パッキングして京都に戻ります。
長崎は、街の規模、歴史などを考えても「歩くのに楽しい街」でした。
(どこに行っても、歩くのがこれくらい楽しいと、ボクとしてはうれしいのですが・・・)
本当はもう少し滞在してもっと細かい散策を続けたいところですが、次回来たときの楽しみとして残しておくことにします。
観光対策だとしても「さるく」を押してくる長崎の人の気持ちがよくわかります(「さるく」って「歩く」って意味じゃないらしいけど)。
金沢もそうだったけど、長崎も「一度は住んでみたい」と思わせてくれました。
「日本巡り」シリーズに関する考察
「日本巡り」って視点で言うと、4泊5日という時間は少し長いって気がしました。
最長でも3泊4日くらいにして、リズムよく進めて行くのがいいんじゃないかと。
まだ、懸案である「日本巡り」のテーマ設定やタイトル変更については頭の中でまとまってないですが、もちろん考えながら継続ってことで。
今はっきりしているのは・・・ゴールは「全部の市区町村に行く」ことですが・・・今は「第1フェーズ」として「各県の都市部に行く」を続けて全都道府県を制覇するってところに目的を設定しているということだけです。
次回は・・・行ければ年内に・・・広島に行こうと思います。
広島の次は・・・高知あたりがいいかなとぼんやり考えているところ。
あと、この企画を続ける上で京都をベースにするってのはいいのかどうか・・・と考え始めています。
鉄道で移動する場合は、京都はとても便利なところです。
物理的にも日本の中心にあるので、移動距離的にベターな気がします。
ただ、飛行機を使おうと思うとちょっと不便。
大阪伊丹空港を使うとしても、気軽に使える距離じゃないし・・・
そういう視点だと「横浜はいいな」という思いが頭をよぎります。
もしくは、空港まで気軽に行けるように車をゲットするとか・・・
最後に、仕事のこと。
「ホテルで仕事できればいい」ってのがあるわけですが、今回思ったのは・・・「旅先で毎日仕事モードを数時間実現する為」には、期間が決まっている旅の場合、毎日何をするか事前に決めてから行くのがいいって気がしてきてます。
通常の場合でも、数日間のToDoリストを作って仕事してるわけですが、旅先ではもう少し細かくToDoリストを作っておくってことで・・・「○○は何日までに」くらいのToDoでOKなところを、「○○は何月何日に」と噛み砕いておくというイメージです。
旅自体は、何をするかなんてのはその場その場で考えるのが楽しいわけです。
その楽しさをちゃんと実践する為に、「やらなきゃいけないこと」はきっちり決めておいて、「なんでもあり」の時間と明確にわけることで、両立が簡単になる気がするのです。
ま、なんにせよ、まだまだこれからも試行錯誤しながらやっていきたいと思います。




